【薬学がわかる】誤嚥性肺炎の病態、診断、治療について〈病態生理〉

誤嚥性肺炎の病態生理

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誤嚥性肺炎の概念

誤嚥がきっかけとなり発症する肺炎です。

 

高齢者に多く発症します。高齢者に多い理由として考えられるのは、加齢によって咳反射や嚥下反射が弱くなってくるため、誤嚥を起こしやすくなっているということです。また、脳血管障害などがあると麻痺が起きていたり、神経伝達物質が減少しており、これもらも咳反射などが弱くなる原因であり、誤嚥が起こりやすくなります。

 

誤嚥性肺炎の成因

口腔内にいる菌が原因となり発症します。(肺炎球菌、インフルエンザ菌、黄色ブドウ球菌、緑膿菌など)

 

高齢者では、嚥下反射が弱くなっているために、ちょろちょろと少しずつ唾液などが肺の方に流れ込んでいきます。これが原因となり肺炎を起こします。この流れていくこと自体を防ぐことは難しいので、日々の口腔ケアを徹底することが、誤嚥性肺炎を防止するのに有効となります。

 

誤嚥性肺炎の治療

誤嚥性肺炎は、何度も繰り返して起きることが多いため、予防として日ごろからの口腔ケアをしっかりしておくことが大切になります。

 

治療薬として用いられるのは、第一選択薬としてβラクタマーゼ阻害薬配合ペニシリン系抗菌薬です。その他、第3世代セフェム系やカルバペネム系が用いられることもあります。

 

このページで確認しておくことのまとめ

  • 誤嚥性肺炎がどのようなことが原因で起こるのか
  • 誤嚥性肺炎の予防方法、治療薬について
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