【薬学がわかる】分散系とは?分子分散系、コロイド分散系、粗大分散系について

分散系の分類とは?~分子分散系、コロイド分散系、粗大分散系について確認しよう~

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はじめに、分散系とはどういったものなのか?について確認しておきます。

 

分散系の定義
ある物質(分散相)を別の物質(分散媒)の中に分散させたもののことをいい、分散している粒子の大きさによって次の3つに分類されます。
①分子分散系
②コロイド分散系
③粗大分散系

 

【イメージ図】
分散相の説明

 

 

分散系の分類を下記の表にまとめてありますので、参考にしてください。

粗大分散系 コロイド分散系 分子分散系
粒子の大きさ 約1µm以上 約1nm~約1µm 約1nm以下
ろ紙・半透膜の通過

ろ紙:通過しない
半透膜:通過しない

ろ紙:通過する
半透膜:通過しない

ろ紙:通過する
半透膜:通過する

顕微鏡での見え方

限外顕微鏡:見える
光学顕微鏡:見える

限外顕微鏡:見える
光学顕微鏡:見えない

限外顕微鏡:見えない
光学顕微鏡:見えない

粒子の運動 沈降 ブラウン運動 拡散
懸濁性点眼液など ミセル溶液、高分子溶液など ブドウ糖液、生理食塩水など

 

国家試験において問題を解くためには、それぞれの分散系の特徴を覚えていかなければならないのですが、すべてを覚えるのは一苦労です。そこで、とっかかりとして見ていくのはコロイド分散系です!理由としては、問題としてもよく出題されてくるからです。また、コロイド分散系を中心にその他を見ていくことで、覚えやすくもなると思います。

関連ページ

コロイド分散系についてはこちらのページで詳しく解説しています。
【薬学がわかる】コロイド分散系~チンダル現象、ブラウン運動

 

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