室内環境と健康との関係

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シックハウス症候群

最近の住宅などの建築物は、冷暖房の効率を上げるために気密性が高くなっています。そのため、夏は涼しく、冬は暖かく過ごせるようになりました。しかし、内装に使用される化学物質なども外に出ていかなくなり、室内濃度が高くなります。その結果、皮膚や粘膜が刺激され、アトピー性皮膚炎になったり、めまい、吐気などの健康被害(シックハウス症候群)が出てきています。

 

 シックハウス症候群の主な原因として考えられているもの
①家具などの接着剤として使用されるホルムアルデヒド
②シロアリ駆除剤のクロルピリホス
③衣類の防虫剤などに使用されるパラジクロロベンゼン
④一部のVOC(揮発性有機化合物):トルエンやキシレンなど

 

 

現在、厚生労働省より化学物質の室内濃度指針値が示されています。
この値は、人がその化学物質の示された濃度以下の環境で一生涯過ごしたとしてもとしても、健康への有害な影響を受けないであろうとの判断される値です。

 

指針値の設定がないものとして覚えておく
CO2:毒性がないため、濃度が濃くなっても息苦しさを感じるくらいなため
ベンゼン:危険性が高すぎるため、室内濃度の基準値にはない。身近なものにも使用されていない。(大気汚染の環境基準値はあります)

 

余裕のある人向け
設定があるもので注目しておいてほしいものに、ダイアジノン、フェノブカルブという農薬に設定があるということです。有機リン系農薬であるダイアジノンやカルバメート系のフェノブカルブに設定があるということは頭の片隅に置いておいてください。

 

例えば、シックハウス症候群室内濃度指針値が設定されている有機リン系農薬を2つ選べ。といった問題が出る可能性もあると思います。答えはとして考えられるのは、クロルピリホス、ダイアジノンですね。

 

アスベスト

天然に産出する無機ケイ素化合物からできており、不燃性、保湿性、断熱性、防音性、耐酸性、耐アルカリ性などの特徴を持っています。そのため、建築物の壁や天井などの吹き付け材として使用されてきました。しかし、アスベストを吸い込むことで肺癌や、悪性中皮腫の原因となることがわかりました。そのため、現在では、製造・使用は禁止されています。

 

レジオネラ

空調設備や冷却塔、シャワー、加湿器などの水があるところに多く生息しています。エアロゾルとなって空中に浮遊しているものをヒトが吸い込むことによって肺炎を起こします。1976年に米国のフィラデルフィアにおいて、在郷軍人が集まった時に、200人以上が肺炎を起こしたことから、この肺炎をレジオネラ症(在郷軍人病)と呼ぶようになりました。

 

ハウスダストアレルギー

建築技術が向上したことで室内の気密性が上がり、冷暖房によって室内環境が快適になりました。その結果、人も過ごしやすくなりましたが、ダニなどの生物も快適に過ごせる空間ができてしまいました。そのため、ダニの死骸やふんなどのアレルゲンが室内に増えてしまい、アレルギー症状を発症する人が急増しています。

 

このページで確認しておくことのまとめ

  • シックハウス症候群
  • アスベストレジオネラハウスダストアレルギー
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