環境汚染物質

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有機ハロゲン化含物

炭素とハロゲン元素の結合の安定性が高く、酸化されにくく難分解性のものが多いです。
DDTなどの有機塩素系農薬、ポリ塩化ビフェニル(PCB)などがあります。

 

トリクロロエチレン、テトラクロロエチレンは、ハイテク産業(金属、精密機械部品)の洗浄剤として用いられていました。しかし、地下水汚染や大気汚染などを引き起こすことが問題になりました。そのため、現在では、「化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律(化審法)」の第二種特定化学物質に指定されています。

 

 

陰イオン界面活性剤

アルキルベンゼンスルホン酸系の化合物は、洗剤として使用されていました。しかし、生物に対する毒性があるなど問題があることがわかってきました。
この化合物は、大きく分岐型直鎖型の2種類に分けられます。

 

分岐型
分解性が悪く、残留しやすい(枝分かれがあり、包丁などで切りにくいとイメージするとわかりやすいと思います)。現在使われていません。

 

直鎖型
分解性がよく、残留しにくい(直線なので、スムーズに切れるとイメージするとわかりやすいと思います)。現在でも、使われています。

 

 

非イオン性界面活性剤

合成洗剤などに含まれているノニルフェノールポリエトキシレートは、微生物によって分解されノニルフェノールとなります。これは魚に対して内分泌かく乱作用(環境ホルモン作用)があります。

 

残留性汚染物質(POPs)

POPs(Persistent Organic Pollutants)は、以下の4つの特徴を持っています。
①環境中で分解されにくい(難分解性
②食物連鎖などで生物体内に濃縮されやすい(高蓄積性
③長距離を移動して、極地に蓄積しやすい(長距離移動性
④人の健康や生態系に対して有害性がある(毒性

 

これらの特徴を持っている化学物質をPOPsといい、早急な対策が必要とされています。
そのため、2001年(平成13年)にストックホルム条約(POPs条約)が締結されました。

 

対象物質
農薬系:DTT、アルドリンなど
工業化学物質:ポリ塩化ビフェニル(PCB)など
非意図的生成物:ポリ塩化ジベンゾ-p-ジオキシン(PCDD)、ポリ塩化ジベンゾフラン(PCDF)など

 

このページで確認しておくことのまとめ

  • 有機ハロゲン化含物
  • 陰イオン界面活性剤
  • 非イオン性界面活性剤
  • 残留性汚染物質(POPs)
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