生体膜の構造(流動モザイクモデルと生体膜の透過機構)

生体膜の構造

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生体膜とは、どのようなものなのか。イメージをつかむようにしましょう。

 

生体膜は、原形質に接し、厚さ50-100Åの表面膜で、原形質膜とも呼ばれています。

 

その構造は、リン脂質を主成分とする脂質二重層の中に、膜タンパク(内在タンパク質)が埋め込まれている形をしています。

 

また、適度な流動性をもっており、脂質二重層の片面に突き出した状態の表在性タンパク質や、脂質二重層を貫通した状態の内在性タンパク質など、その存在状態は様々あります。

 

脂質二重層の中に存在しているタンパク質には、特定の物質を輸送するタンパク質や、イオンを輸送する各チャネル、レセプターなど、生体機能が働く上で重要なものが多く存在しています。

 

この構造は、Singer及びNicolsonによって提唱されている流動モザイクモデルと呼ばれています。

 

生体膜の透過機構

生体膜の透過機構は、個々の物質により決定されており、いくつかのパターンに分類されています。

 

薬物の生体膜透過機構は、膜の両側の濃度勾配の差により働く単純拡散と、輸送担体などの膜の特殊な機構を利用した特殊輸送に分類されます。

 

また、特殊輸送には、能動輸送、促進拡散、膜動輸送などが知られています。

 

生体膜透過機構の分類表
生体膜
生体膜透過機構のそれぞれのイメージ図
生体膜透過機構

このページで確認しておくことのまとめ

  • 流動モザイクモデルのイメージをつかむ
  • 生体膜の透過機構(単純拡散、特殊輸送)の分類について
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