【薬学がわかる】室内環境を評価する指標(気温、気湿、カタ冷却力など)とその測定方法

室内環境を評価するための指標(気温、気湿、カタ冷却力など)とその測定

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①気温

アスマン通風乾湿計、普通の温度計などで測定します。アスマン通風乾湿計は、乾球と湿球の温度計からなっています。乾球からは気温がわかります。湿球は、先を少し湿らせており、乾球と湿球の差から気湿を求めることができます。つまり、アスマン通風乾湿計からは、気温と気湿の2つを読み取ることができます。

 

②気湿

その温度における飽和水蒸気圧に対する相対湿度(%)で表されます。
相対湿度とは、空気中の水蒸気圧と、その時の気温において水分が飽和状態の時に示す蒸気圧との百分率(%)を表したもの。

 

③カタ冷却力

定義は、ヒトの体表面のモデルとしてカタ温度計を用いて、ヒトの体温(36.5度)に等しい温度計(カタ)がその周囲の空気によりどれだけ冷却されるかを冷却力として表したものです
つまり、簡単に言うと、周りの空気がどれだけ冷やす力があるのかを見る指標です。

 

カタ温度計(アルコール温度計)を用いて測定します。38度から35度まで下がる時間を測定し、次の式より求めます。
  H = f / T     H:カタ冷却力 f:カタ係数 T:38度から35度まで下がる時間

 

④気動(気流)

空気の流動のことを気動と言います。この値が大きいほど感覚温度は低くなります。イメージとしては、無風の時より、風が吹いているときの方が涼しいですよね。

 

この値は、アスマン通風乾湿計(気温)とカタ温度計(カタ冷却力)から求めることができます。

 

⑤熱輻射(赤外線による影響と考えればいいです)

黒球温度計を用いて測定します。

 

⑥感覚温度

アスマン通風乾湿計とカタ温度計から、気温、気湿、気動の測定値を求めて、それぞれのデータ値を感覚温度図表に代入して求めます。

 

このページで確認しておくことのまとめ

  • 気温、気湿、カタ冷却力などの意味について
  • カタ冷却力の求め方
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