消化器系疾患の病態生理(食道炎、胃炎、胃潰瘍、潰瘍性大腸炎、クローン病、機能性胃腸症)

消化器系疾患の病態生理(食道炎、胃炎、胃潰瘍、潰瘍性大腸炎、クローン病、機能性胃腸症)記事一覧

食道炎(GERD)の概念食道炎とは、さまざまな刺激が原因となり、食道粘膜に炎症が生じる病態のことです。その原因としては、化学的刺激(酸やアルカリなど)、物理的刺激(熱、薬剤など)、感染性(細菌、ウイルスなど)などが挙げられます。一般的に食道炎という場合は、酸性の胃内容物が食道へと逆流することにより生...

胃炎(急性・慢性)の概念①急性胃炎急激に心窩部痛などの症状が現れた場合に使われていることが多いです。原因は明確ではありませんが、ストレス、薬剤(NSAIDs、抗菌薬)、食事(香辛料、アルコールなど)、ヘリコバクターピロリ(Helicobacter pylori)の感染などが考えられます。②慢性胃炎(...

概念胃潰瘍・ 十二指腸潰瘍とは、ヘリコバクターピロリ(Helicobacter pylori)の感染や非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)の投与により、胃粘膜、十二指腸粘膜の防御機構が壊れることで、胃内の塩酸が粘膜組織内に広がります。また、ペプシンとともに組織を自己消化することで、上皮組織の欠損を...

概念大腸にびらん・潰瘍を形成する原因不明で難治性の慢性大腸炎です。厚生省の特定疾患(難病)に指定されています。若年者に好発し、下痢や血便を主な症状とする疾患であり、緩解と増悪を繰り返します。病変は直腸やS状結腸にはじまり、大腸全体に及びます。通常病変は直腸から口側へと連続していきます。発症年齢は20...

概念好発年齢は20歳代の若年者で、口腔にはじまり肛門にいたるまでの全消化管に炎症や潰瘍(粘膜が欠損すること)が起きます。小腸の末端部(回腸、盲腸)が好発部位で、非連続性の病変(病変と病変の間に正常部分が存在すること)が特徴的です(飛び石様病変)。 病変により腹痛や下痢、血便、体重減少などを生じます。...

胸やみぞおち、おなかのあたりに不快な症状があるにもかかわらず、内視鏡検査などをおこなっても、症状の原因となる異常がみられないという病気を「機能性消化管障害(FGID)」と言います。機能性消化管障害(FGID)には、以下のものがあります。①機能性ディスペプシア(FD)②非びらん性胃食道逆流症(NERD...

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